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大学教授ってエライの?その1


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 Inside story of the University of Tokyo

前のページで、大学院で博士号を取ることほど、経済的に報われないことはない、というお話をしました。では、そんなリスクを冒してまで、やっと手に入れた「大学教授」という職業って、そんなにスゴイのでしょうか?

以前、リメイクされて話題になったドラマ「白い巨塔」はご覧になりましたか?教授を頂点とした医局のピラミッド構造を如実に表現した、なかなか興味深いドラマでした。

あのように、教授が常にエラそうにしていて、下の人間がペコペコしている光景というのは学部によってはあり得るのではと思いましたが、一つだけ非常に違和感を覚えたシーンがあります。それは、教授らがお抱え運転手付きの車で移動していたこと。これも医学部ならではの光景なんでしょうけど、他の学部ではまずあり得ないことです。

確かに、学長や学部長レベルの役職に就いている人であれば、大学側からお抱え運転手付きの車をあてがわれます。しかし、たかだか年収数百万程度の国立大学の教授に、そんな運転手を雇うお金があるわけがありません(医学部や薬学部はメーカーから貰ったお金で雇ってるのかな?)。

どんなにエライ教授でも、特別な役職に就いていなければ、サラリーマンと同様、移動は電車かマイカーです。

学会で遠出する時だって、グリーン車は使わないし、飛行機もエコノミークラス。もちろん、ホテルも1泊数千円のビジネスホテルです(税金である研究費を使ってるのですから当然ですね)。

私は田舎出身なので、東大入学当初は、あの「東○大学」の教授らの「あまりの凡人ぶり」にビックリしました。

有名な先生が駅で普通に駆け込み乗車してましたし(笑)

家の残り物を詰めてきたと見られる貧相なお弁当や、カップ麺を食べているところもよく目撃します(笑)

というわけで、東大の教授といえども、生活はごくごく普通の公務員と何ら変わりはないのです。

また、世間一般では、「大学教授」の発言というのは、絶対に正しいと思いこんでる人が多いと思います。そして、その教授自身の専門分野だけでなく、広い分野について幅広い知識を持っていると思われがちです。

しかし、それは大間違いです。

大学教授ほどの世間知らずはいないと思います。なぜなら、ずーっと大学で勉強と研究ばかりをしてきているだけで、アルバイトの経験さえ無いような人がほとんどなのです(あったとしても、塾講師か家庭教師程度)。

私は比較的、様々なアルバイトを経験してきましたし、現在は起業しているので、教授らなどのアカデミックポスト(※)に就いている人たちの「世間知らず」さには驚くことが多々あります(もちろん経験豊富な皆さんから見れば、私も立派な世間知らずですが)。

もちろん、ご自身の専門分野に関しては、人生のほぼ全てをそれに捧げて来ているので、やっぱり尊敬できる先生がたくさんいることは間違いありません。しかし、そうでない先生も意外といるわけで…。

※アカデミックポスト:大学等での研究職のこと。教授、助教授、講師、助手などがそれにあたる。





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