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大学教授ってエライの?その2


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 Inside story of the University of Tokyo

前のページでは、大学教授というのは、経済的にはごくごく普通の人であり、ずっと大学で研究ばかりしているので、意外と世間知らずだというお話でしたが、もちろん、大学教授ご自身の専門分野に関しては、それに一生を捧げておられるので、博学であることは間違いありません。

しかし、自らの専門分野に関してさえも、ショボイ先生というのは残念ながら、少なからずいらっしゃいます。

研究をして成果が出ると、それは学術雑誌に論文として投稿し、審査を経て受理されて、初めて成果として認知されます。大学の研究室のウェブサイトを見てみると、研究成果として、たくさんの英語の雑誌の名前が羅列してあります。

でも、「みんな英語の論文ばかりですごいなぁ〜」と単純に思ってしまってはいけません。論文を英語で書くのは当たり前のことですし、学術雑誌は星の数ほどあり、その質はピンキリなのです。

例えば、有名な学術雑誌といえば、「ネイチャー」や「サイエンス」があります。一度は聞いたことがありますよね?これに論文が載ることは、ハッキリ言ってものすごいことです。東大ではこれらの雑誌に論文が出ると、記者発表をするほどですし、数万人の東大の研究者をもってしても、年に数報しか出ないので、いかにすごいことであるかが、お分かりいただけると思います。

その一方、質の悪いひどい雑誌というものも存在するわけで…。ひどい論文というのは、他の論文に引用されることがないので、ほとんど人の目に触れることがないのですが、まれに目にしてしまうことがあります。びっくりするほどひどい内容のものが、たっっっっくさんあります

実験の手法に問題があるものや、実験の解釈が明らかに間違っているもの、正しい論理展開がなされていないもの、そもそも実験の目的が意味不明なもの、などなど。「なんでこういう結論になるの?」っていう論文はいくらでもあります。

また、研究成果は学会で発表することもあります。よくテレビで「これが体に良いということは学会でも発表されています!」みたいなことを言ってることがありますよね?でも、私から言わせてもらえば、学会で発表している内容は、信用の点においてほとんどプラスにはなりません。

学術雑誌に載っている論文は、いくらひどいものでも、一応、数人の審査員からの審査を受けているので、ある程度信用はできます。しかし、学会というのは、発表内容を事前に誰かがチェックすることはないし、参加費だけを払えば、「誰でも」発表できてしまいます。

というわけで、「大学教授」の発言だから、論文や学会で発表されている内容だからといって、安易に信用してしまってはいけないと、私は思います。

最近、「○○京大教授が推薦!」とか書いている英語教材の広告を目にしましたが、私は逆に信用できないですね。名前を貸している教授は何を考えているのでしょうか。余程いいお金を貰っているのでしょうかね…。

ちなみに、大学教授のことをボロクソに書いてしまいましたが、私は教授に対して特別な恨みがあるわけではありませんので(笑)。現在お世話になっている先生は研究者としても、人間としても非常に素晴らしい方で、心から尊敬しています。念のため。





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