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大学教授ってエライの?その3


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 Inside story of the University of Tokyo

いきなりですが、(理系の)大学教授って、普段何をしていると思いますか?

「講義をしているか、研究してるんでしょ?」

って思いますよね。でも、半分間違っています。大学教授は研究なんてほとんどしていません。正しくは研究を指揮し、その結果を広報するのが仕事です(それも研究の一部という考え方もありますが)。

ノーベル物理学賞を受賞した、小柴東大名誉教授はご存知ですよね?カミオカンデと呼ばれる実験装置を作って、ニュートリノの研究が評価されて、ノーベル賞を受賞しました。

でもあの先生は、ご自分ではいわゆる「研究らしい研究」はしてないはずです。ただ予算を取って、プロジェクトを指揮しただけなのでしょう(あくまで推測です。でも間違っていないと思います)。

ノーベル化学賞を受賞した田中耕一先生のように、要職に就いていない一研究者が受賞することも稀にありますが、基本的にノーベル賞は、研究を指揮して広報を行って、ある分野で有名になった教授に贈られるものなのです。

あと、大学教授の重要な仕事の1つに「責任を負うこと」があります。この点は、普通の会社の上司と同様ですね。言うまでもありませんが、学生が行った研究全てに責任を負っています。

例えば、1ヶ月くらい前に、日本のとある大学(旧帝大の1つ)で、データの捏造があったというニュースがありました。超有名な某学術雑誌に掲載された論文の中に、再現できないデータがあり、結局、その論文を撤回したそうです。

データの捏造自体は実験を行った学生がやったとのことですが、そこの教授は信用台無しですね。数年は復活できないでしょう

実験データの捏造をやった学生が悪いのは言うまでもありませんが、学生が提出したデータの確認をしっかり行わなかった教授に一番の責任があります。

また、このような捏造事件が起こってしまうのは、その研究室・教員らの雰囲気にも問題があったのでしょう。

どこの研究室でも、学生は常に結果を求められます。それが行過ぎてしまうと、中にはデータを捏造する人が出てくるのはある意味当然であるとも言えます。

また、そのプレッシャーなどから、うつ病になってしまったという話は非常に良く聞きます(私も修士課程の時、そうなりかけたことがありました)。

更にひどい例として、非常に厳しいことで有名な、とある研究室では、過去に2人もの学生が首を吊ったという話を聞いたことがあります。

理系の実験系の研究室って、結構大変なんですよ…。高額な授業料を払ってまで、よくやるなぁ、と感心しちゃいますね。毎日毎日、朝早くから夜遅くまで実験とその解析…。土曜日だって、休みなんかありません。

私の場合は、修士論文提出前が特に大変でしたね。大晦日も元旦も、地下の薄暗い部屋で、測定してましたから。そりゃあ、心も病んで当然です(笑)

今は、お世話になっている先生には、事業をやっている旨を話して、半分休学しているような状態なので、比較的落ち着いた生活をしていますが…。

あら、随分と話が飛んでしまいましたね(笑)

ま、要するに、大学教授もその研究室の学生も意外と結構大変なんですよ、ということです。





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